米ラトガー大
マラール・ムラディアン博士らの
研究チームより
コーヒー豆に含まれる
EHTと呼ばれる
セロトニン誘導体が
カフェインと相乗的に作用し、
パーキンソン病の症状を改善する
可能性を動物実験で示唆した。
研究チームが
EHTとカフェインの両方の成分を、
パーキンソン病のモデルマウスのエサに
混入させたところ、
単独の成分を投与された実験群マウスや
通常のエサで飼育された対照群マウスに比べて
運動障害や認知機能が改善したと。
マウスの脳を詳細に調べると、
病気の進行に伴い出現する
レビー小体の主成分蓄積が
減少していることが分かった。
レビー小体は、
パーキンソン病以外にも
レビー小体型認知症で脳内に蓄積し
認知機能低下に関与することから、
コーヒーはパーキンソン病ばかりでなく
レビー小体型認知症の予防や
症状改善効果も期待できる
ムラディアン博士の考察。
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