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Writer's pictureK.Matsuda

抽出器具のetc



みなさん

自分の欠点/短所はありますか?


ありますよね

ココ シャネルさんは

こんな言葉を残しています

欠点は魅力の1つに

なるのに

みんな隠すことばかり考える

欠点をうまく使いこなせばいい

これさえうまくゆけば

なんだって可能になる

若いころのシャネルさんは

当時の「美の基準」からすると

決して「美しい女性」では

なかったそうです

美しい女性の基準は

時代とともに変化します。


もちろん私たちの業界で言う

「おいしいコーヒー」の基準も

時代とともに変化し続けています


実はコーヒーをいれる器具も

いい部分と

そうでない部分があるのは?

ご存知でしょうか?

例えば・・・

Ex)

コーヒープレス




<長所>

誰がいれても同じ味わい/

ペーパーフィルターを使用しない分

コーヒーのオイルが存分に味わえる


<短所>

味わいの調節が出来ない

微粉が入るのでややクリアさには欠ける


<カテゴリー>  コーヒー豆の全体の風味・・ つまりいい部分も良くない部分も

全部抽出する 誰にでも自分をだすタイプ



プアオーバー






<長所> クリアな味わいに仕上がる 濾過槽の高さ、 お湯の注ぐ速さ等により 味わいの調整が可能

<短所> 毎回同じ味わいを出すためには かなりのスキルが必要

<カテゴリー>  上手に抽出すれば さらりとクリアに味わえることから 爽やかな青年タイプ


プアオーバー ケメックス



<長所> 丸みを帯びたテイストになる フローラル系の香りを 特徴とするコーヒー豆との 相性抜群 <短所> サーバー一体型で お湯の抜けが速いため お湯の注ぐスピードや量を調整しないと かなりフラットな味わいになる (水っぽく) <カテゴリ> しっかり はっきりではなく ふんわりした幅のある味わいを 豊かな経験値にみたてて おおらかに 受けとめてくれる先輩タイプ


サイフォン






<長所>

コーヒーの全体感を

丸々抽出しやすい

抽出後のコーヒーが

温度や下がっていく毎に

味わいがのってくるため

長い時間楽しめる


<短所>

高温抽出の為

やや香りが飛びやすい


<カテゴリ>

温度経過で

味わいがのってきて

表情が変化するため

噛めば噛むほど味がでるタイプ



長所/短所はあるわけです。

そのコーヒーの特徴は何か!

を理解していれば

その特徴を伸ばしてくれる抽出器具で

いれれば、おいしくはいります

綺麗な酸味が特徴なら

プアオーバーで

上手に抽出してあげたら

おいしそうですよね?


チョコレートやナッツや・・・

様々な風味が特徴なら

プレスやサイフォンで

いれてあげたら

全体感が

楽しめそうですよね!


短所(欠点)を理解しているからこそ

長所の良さも活きる!

つまり

短所と長所は裏表一体!

シャネルさんの言葉も

欠点を「個性」ととらえ

「魅力」に変えて見せるという

ひとりの女性の心意気なんですよね


ちなみに私は

そのコーヒーの良い部分も

良くない部分も

すべて抽出してくれる

コーヒープレスが好きです。


裏表なく

ウソ偽りなく

ぶつかってきてくれる感じ

人もこういうテイストの方が好きです

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